ワット・プラケオ(エメラルド宮殿)タイ_バンコクのお寺_story(421) 2006.2.21タイ王国に行ってきました。 しばらくは、現地の随想を掲載して行きます。 人口600万人以上を数えるアジアの大都市バンコクには仏教寺院が300もあるといいます。 タイの中で、最も格式の高い寺院が、王室を守護する寺院、ワット・プラケオ(Wat PhraKeo)です。 ここには、門外不出の本尊、エメラルド色の仏像(ひすい製)が鎮座します。別名「エメラルド寺院」と呼称されています。 季節の変わり目ごとに衣替えがなされ、現在は気温36°と真夏のような暑さですが、タイでは冬場にあたりますので、宝石のようなガラスマントで覆われています。 回廊は、インドの叙事詩「ラーマーヤナ」のタイ語版「ラーマキエン」(ラーマの栄光)が178の場面にわたって描かれ、さながらローマのシスチナ礼拝堂のミケランジェロによる大壁画のようなタッチであり壮大です。 恋愛、嫉妬、勇気、争い、別れなのどテーマで回廊に描かれており、古典舞踊の演目にも必ず登場するというもので、タイ文化を知るためには欠くことのできない存在です。 ワット・プラケオ(Wat PhraKeo) タイの寺院ではお祈りするのに3回頭を床につけます。1回目はお釈迦様への祈り、2回目は経典への祈り、3回目はお坊様への祈りで、自分への祈りはこの3回には入らないそうです。 ワット・プラケオは王宮の中にあり、ここには、 ・プラ・モンドップ(Phra Mondhop)(仏教の経典が収められています)、 ・プラサート・プラ・デッビドン(Prasart Phra Debidorn)(歴代国王の像を安置した十字形の御堂) ・アンコール・ワットの模型 などが相当広い空間は、外国からの観光客で身動きができないほどの混みようです。 絵はワット・プラケオ(Wat PhraKeo)の南西角。(北東30°am10:50)を描いたものです。 ひとつの屋根は4段で重なっており、縦方向にさらに4段で重なり、荘厳です。 辺縁には頭が鳥(鳳凰)で尻尾が龍という像が、屋根の断層毎にしつらわれ、うねるように張り付き、金色で輝いています。龍の炎は寺院によって異なるようです。 美的です。 王宮ではスペイン国王の訪問があり、チャクリ・マハ・プラサート宮殿を(Chakri mahaprasad Hall) 事典: ワット・プラケオ(Wat PhraKeo) ラマ1世が建立。1784年に完成した王室守護寺院です。 王宮(Grand Palace) 1782年 ラマ1世のバンコク遷都(アユタヤから)に伴いこの地に王宮が建てられました。ラマ1世からラマ8世めで。現在の国王ラマ9世はチットラダー宮殿(Chitlada Palace)に居住しているため、国賓の拝謁や式典などに利用されています。 ジャンル別一覧
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